それでは早速、ヤフオク!が発表したデータを見てみよう。お盆で里帰りする人も多い今週、あなたの出身都道府県はいかがだろう?
参照するのは、2013年5月分の落札比率データ。5月13日発表。
落札平均単価、最も高いのは富山県
まずは都道府県別の落札件数を見ていこう。人口に比例して落札件数が多くなる傾向があるため、落札件数が多い都道府県は1位から順に東京都(全体の14.29%)、大阪府(同7.75%)、神奈川県(同7.54%)、愛知県(5.89%)、埼玉県(5.84%)。最も落札件数の少ないのは島根県(同0.35%)、続いて鳥取県(0.41%)だった。
ただし、1人当たりの落札平均単価となると事情は大きく異なる。富山県は、全体に占める落札件数比率は0.86%と低いものの、平均単価は全都道府県で最も高い7164円という結果に。2位の東京都(6620円)に約500円差をつけた。以前から「堅実」のイメージが強い富山県。「ヤフオク!」では「貯金上手なのは中古で良い品を購入しているからかも」と推測している。3位以下は、福島県(6233円)、茨城県(5926円)、徳島県(5854円)と続く。逆に落札平均単価が最も安かったのは、広島県(3936円)だった。
また、各都道府県の人口に応じて1人当たりの落札件数を調べてみると、1位は佐賀県(全体に占める落札件数比率1.05%、落札平均単価5641円)というやや意外な結果となった。
「商い上手」は本当?落札された商品の多い大阪
調査では出品者の落札された件数についても比較している。出品者の落札件数比率が最も高いのはやはり東京(15.13%)だが、特筆すべきは大阪府(11.79%)だろう。大阪府は落札した件数の全体に対する比率は7.75%なのに対して、落札された比率は11.79%と4ポイント以上の差がある。これほど差があるのは全都道府県の中で最大で、大阪府の「商い上手」というイメージを裏付けた格好だ。
また、昨今話題にのぼることの多い金製品。金製の工芸品について落札の平均単価が最も高いのは京都府(3万1783円)。…
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