総務省が30日発表した労働力調査によると、全国の7月の完全失業率(季節調整値)は3.8%と前月に比べ0.1ポイント改善した。改善は2カ月連続。一方、厚生労働省が同日発表した7月の有効求人倍率(同)は、前月比0.02ポイント上昇の0.94倍と5カ月連続で改善した。
労働力調査によると就業者(季節調整値)は1万人増の6303万人、完全失業者(同)は3万人減の251万人。男女別の失業率は、女性が0.2ポイント改善の3.3%と1997年9月以来15年10カ月ぶりの低水準となり、男性は0.1ポイント悪化の4.2%だった。
総務省は「景況感の改善を受け、雇用情勢も徐々に良くなっている。女性は小売業や医療・福祉分野で就業が進んだ」(幹部)と分析している。
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