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成功した人が陥りがちな5つの落とし穴

2013年8月18日日曜日

Inc:大きな成功を収めたあとには分かれ道が待っています。

誰もが成功するために努力していることでしょう。ですが、気をつけなければならないのは、ある程度の成果を達成した後のこと。そこには、ビジネスの方向性を決定づけるような課題が待っています。経済的に成功したビジネスが1年足らずでうまくいかなくなるのを、筆者は何年にも渡って見てきました。

なぜこのようなことが起きるのでしょう? 成功したとたんに失敗に向かってしまうビジネスパーソン、特に企業経営者は、5つの共通した習慣を持っているようです。

1.自分自身を酷使した反動で...

ビジネスを軌道に乗せるために自分を犠牲にした後には、いいクルマや家、新しい洋服を買ったり、異国への旅行にビジネスクラスのチケットを手に入れたりしたいですよね。だけど贅沢な生活を続けると、銀行口座からお金が消えていきます。たまには贅沢してもいいでしょう。ですが、(たとえばインスタントラーメンを食べていた)いつもの食生活にすぐに戻りましょう。

2.成功に向かって維持していたモチベーションを見失ってしまう

なぜ成功できたか考えてみてください。忙しすぎる毎日、憧れの人物、取引を勝ち取るため、そして顧客を満足させるために奔走した時間...。成功するとたいていこのような動機や気力が減っていきます。自分に警鐘を鳴らさないまでも、このことに気づかなければなりません。ただし、成功の状態を保つに十分なぐらい自分を奪いたたせられれば、それで十分です。

3.顧客と充実した時間を過ごさなくなる

ビジネスが軌道に乗ってくると、従業員を雇う必要が出てきます。そして経営者が表に出てくることが少なくなります。成長の過程では顧客へのサービスに多大な時間とお金を費やしました。かつては経営者自らが熱心な顧客を厚くもてなしましたが、成功するとほかのお客様と変わらない扱いとなってしまいます。こうなると、その顧客があなたのビジネスに情熱を失うまでに時間はかかりません。どれだけ会社が大きくなろうと、どれだけ忙しくなろうと、会社を育ててくれた顧客との関係は密に保ちましょう。

4.「なぜ?」という問いかけをしなくなる

多くの経営者が初期のころに抱いていた「なぜ?」という問いかけは、成功のためというよりも、生きるか死ぬかの問題に関することでした。しかしビジネスが軌道に乗り、死活問題でなくなってくると、勝つか負けるかが問題となってきます。

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