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<九州電力>取水口にクラゲ大量発生 苅田火力発電所が停止

2013年8月14日水曜日

 九州電力は14日、石炭火力の苅田発電所新1号機(福岡県苅田町、出力36万キロワット)が同日午前6時58分に運転を自動停止したと発表した。蒸気を冷却するため海水を取り込む取水口近くにクラゲが大量発生し、除去装置が故障したのが原因。週内の復旧を目指している。

 14日の九電管内の電力使用率見込みは89%から91%に上昇。しかし、「安定需給」の状態は維持し、電力の安定供給に支障はないという。クラゲ大量発生で九電の発電所が運転を全面停止したのは1999年、2007年に次いで3回目。

 7月の節電要請期間に入って以降、九電のトラブルは2件目。今月2日、ボイラーの蒸気漏れが原因で運転停止した松浦石炭火力発電所1号機(長崎県松浦市・出力70万キロワット)は19日にも復旧する見込み。【中園敦二】

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