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高速鉄道入札、1年延期=多数の参加見込めず―ブラジル

2013年8月13日火曜日

 【サンパウロ時事】ブラジル政府は12日、サンパウロとリオデジャネイロを結ぶ高速鉄道の建設計画をめぐり、16日に予定されていた入札を少なくとも1年延期すると発表した。複数のコンソーシアム(企業連合)から延期の申し入れがあり、多数の応札者を見込めないことが理由という。来年10月の大統領選で、計画の継続が争点になる可能性が出てきた。

 政府当局者は記者会見で、ドイツの企業連合から「事業資金確保の調整に時間がかかる」と入札延期の申し入れがあったと指摘。先延ばしすることで、現段階で消極的とされる日立建機や三菱重工業で構成する日本勢、現代グループなどの韓国勢が再び、入札参加を前向きに検討する可能性もあるとした。 

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