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誤発注、システム欠陥が原因=3700億円注文―中国・光大証券

2013年8月19日月曜日

 【上海時事】中国証券監督管理委員会は18日、16日の上海株式市場で証券大手の光大証券が大量の買い注文を誤って出した問題に関する調査結果を発表した。同証券の自己売買部門が使用する注文システムの設計上の欠陥が誤発注を引き起こしたと認定する一方、人為的な操作ミスは否定。ただ、自己売買業務の内部統制などに多くの問題があったとして、関連業務の停止を命じ、今後、具体的な処分を発表する方針を示した。

 調査結果によると、光大証券は16日、累計で234億元(約3700億円)の買い注文を出し、このうち72億7000万元の売買が成立した。

 一方、同証券は18日発表した公告で、16日の誤発注後に上場投資信託(ETF)を売ったり、株式指数先物を空売りしたりすることで損失を相殺し、同日の損失を1億9400万元に圧縮したことを明らかにした。 

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