中国・四川省で30日、落差305メートルと世界で最も高いとされるダムを有する水力発電所が運転を開始した。中国メディア・中国新聞社が報じた。
この水力発電所は同省涼山イ族自治州にある錦屏水力発電所。記事によると、ダムの高さは305メートルと世界一を誇り、60万キロワット級の発電ユニット6基からなる計360万キロワットの発電能力を有する。
この発電所は、国の西部大開発戦略のシンボル的なプロジェクトと位置づけられ、西部で発電して東部に送る「西電東送」の目玉とされた。2005年に着工し、12年11月末にダムの貯水を開始。今回は発電ユニット6基のうち2基が発電を開始した。全体の完成は2015年の予定。
ダムの開発を担当した企業の社長は「技術の難度が最大で、工事環境が最も危険」なプロジェクトとし、開発や建設に伴った種々の困難について紹介。さらに、発電所が稼働することによって年間で二酸化硫黄10万トン、二酸化炭素1371万トンを削減することができると説明した。(編集担当:今関忠馬)
この水力発電所は同省涼山イ族自治州にある錦屏水力発電所。記事によると、ダムの高さは305メートルと世界一を誇り、60万キロワット級の発電ユニット6基からなる計360万キロワットの発電能力を有する。
この発電所は、国の西部大開発戦略のシンボル的なプロジェクトと位置づけられ、西部で発電して東部に送る「西電東送」の目玉とされた。2005年に着工し、12年11月末にダムの貯水を開始。今回は発電ユニット6基のうち2基が発電を開始した。全体の完成は2015年の予定。
ダムの開発を担当した企業の社長は「技術の難度が最大で、工事環境が最も危険」なプロジェクトとし、開発や建設に伴った種々の困難について紹介。さらに、発電所が稼働することによって年間で二酸化硫黄10万トン、二酸化炭素1371万トンを削減することができると説明した。(編集担当:今関忠馬)
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