厚生労働省は30日、2013年版の労働経済白書を発表した。一家の所得が年300万円を下回るなどの低所得世帯で、世帯主など稼ぎ頭のうち非正規労働者の人は10年時点で約150万人に上ると白書として初めて推計。職業能力向上の機会提供などで支援を強化し、雇用安定や処遇改善を図ることが重要と指摘した。非正規労働者を正社員に橋渡しするため、「限定正社員」制度を整備するなど働き方の多様化を進めるよう提言した。
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