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働き心地がいい会社の2つの条件

2013年8月13日火曜日

ずっと「安月給」の人の思考法:

 いくら給料が高くても、雰囲気が悪かったり、ストレスフルな職場の会社は選びたくありません。転職や就職を考えるなら、希望している会社が自分にとって働き心地がいいのかどうかを見極めることも大事です。今回は、働き心地がいい会社の2つの条件を紹介します。

●働き心地がいい会社の2つの条件

 会社選びの基準で「給料が高い、上がりやすい会社」を選ぶというのは、非常に分かりやすいです。当然、ブラック企業も避けたいです。しかし、給料が高ければいいというわけではありません。いくら給料が高くても雰囲気が悪かったり、ストレスフルな職場だったりする会社は選びたくないでしょう。そのため、ここで「働き心地」についても触れておきます。

 人によって、いい会社、悪い会社は変わりますので、一概にどの会社がいいか悪いかを言うことはもちろんできません。また、「働きやすい会社」の調査で挙げられるのも、

・有給休暇のとりやすさ

・実労働時間が適正かどうか

・人事考課が明確で適切かどうか

・家庭と仕事のバランスに配慮した柔軟な働き方ができるかどうか

 など、非常に主観的で同じ会社でも、個人によって判断が異なりそうな項目です。これではAさんには「いい会社」でも、Bさんには「そうでもない」となり得ます。

 そのため、一概に会社選びのポイントを提示するのはあまり意味がありません。ただし、以下の2つの点については、客観的でかつ普遍性が高いと感じています。投資家ではなく、労働者として会社を判断するときの1つの視点として、知っておいて損はないでしょう。

●条件1.社員の数が増えている

 経済学者の大竹文雄氏が行った調査では、従業員の労働意欲は、その会社の従業員(社員数)が増えていると高まるようです。社員数が増えているということは、組織が大きくなっていくということです。組織が大きくなればそれだけポストも増えますので、そのポストに就ける可能性が高まるのです。

 反対に、人数が減っている会社は閉塞感が漂います。人数は減っても、仕事量自体が減るわけではなく、その分1人あたりの仕事量が増えている可能性が高いです。

 「がんばれば昇進できる!」という希望も持てないまま業務量だけが増えていき、どんどんしんどくなるという状態です。

 これは感覚的にも納得できるのではないでしょうか?

 昇進や社内ポストのことを考えなくても、つぎつぎに新しい社員が入ってくる会社や組織は、「ようこそ! 一緒にがんばろう!」という雰囲気があります。

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