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増加傾向なのに認知度はまだ12% 子連れ再婚で直面する「ステップファミリー」とは

2013年12月3日火曜日

「ステップファミリー」という言葉をご存知だろうか。離婚・再婚によって血縁関係のない親子関係が1組以上含まれる家族関係のことを言うが、日本法規情報(東京都港区)の行った調査によれば、この言葉の日本での認知度は12%と低い。ただし「ステップファミリー」自体は今後増加傾向にあると想定され、支援団体も設立されている。

 調査期間は11月11日~30日。調査対象は1354人(男性525人、女性829人/未婚681人、既婚673人/扶養する子ども有445人、独立した子ども有84人、扶養する子どもと独立した子どもの両方有45人、子どもなし780人)。調査方法はインターネット。

再婚カップルは80年代の約2倍
「ステップファミリー」への印象は?

 厚生労働省が2006年に発表した結果によると(参考1参考2)、離婚経験者が5年以内に再婚した割合は1997年から2002年にかけて男性が約30%、女性が約27%。また、2005年の統計では、婚姻した男女のうちどちらかまたは両方が再婚だったケースは約4分の1にあたる25.3%だった。1980年の調査では全体の12.7%で、当時と比べて再婚による結婚が増加していることがわかる。

 このうち何割が子連れ再婚だったかは調査で明らかにされていないが、再婚の割合が増えていることはステップファミリーが増加していると考えて良いだろう。

 しかし、冒頭でも述べた通り、ステップファミリーという言葉の認知度はまだ高くない。さらに、「ステップファミリー(どちらかに子どもがいる場合の再婚ケースの家族)」に対しての印象を「いいことだと思う」「賛成でない」「うまくいくのか懐疑的である」「どちらでもない」という選択肢で聞いたところ、順に27%、3%、34%、35%という結果となった。「賛成でない」という完全な反対派は少ないものの、懐疑的に考えている人も3割以上。また、「どちらでもない」と答えた人が35%という結果からは、こういったケースに対してどう判断していいのか戸惑いを感じている人の多さと考えることもできるだろう。

多様化する現代の家族観
「伝統的な家族観」を打ち破るか

 11月初旬、婚外子の遺産相続分配を嫡出子と平等にするという民法改正案について、自民党の一部から反対の声があがった。このときの反対派の意見が「格差がなくなれば『不倫』の抑止力がなくなる」というものであったという。この反対派の意見に対する疑問点は「婚外子差別が不倫の抑止力になる」という妄言―自民党の保守派はどうかしてるんじゃないか?」(Yahoo!個人/宮崎智之氏)などで論じられているので繰り返さないが、この件からも垣間見える通り、日本にはまだ「伝統的な家族」以外を差別する目があることも確かだ。

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