【ワシントン平地修】米自動車大手のゼネラル・モーターズ(GM)は12日、保有する仏自動車大手、プジョー・シトロエン・グループ(PSA)の株式を売却し、資本提携を解消すると発表した。生産や部品調達など、業務面での提携は続ける方針。
両社は昨年2月に包括的な資本・業務提携で合意し、GMはPSA株の7%を取得して創業一族に次ぐ第2位の株主となった。しかし、これまでのところ目立った効果が上がっていないほか、PSAは中国大手の東風汽車と資本・業務提携交渉を進めていることから、提携関係を縮小することにしたとみられる。
GMは保有株をすべて機関投資家に売却する予定。同日の声明で、「提携当時はPSAの資本調達のために株を取得したが、もはや支援の必要はなくなった」と説明している。今後も共通車台による新型車の開発や、生産・部品調達の共同化などを進めるが、これらによるコスト削減効果は当初の20億ドルから12億ドルに下方修正した。
両社は昨年2月に包括的な資本・業務提携で合意し、GMはPSA株の7%を取得して創業一族に次ぐ第2位の株主となった。しかし、これまでのところ目立った効果が上がっていないほか、PSAは中国大手の東風汽車と資本・業務提携交渉を進めていることから、提携関係を縮小することにしたとみられる。
GMは保有株をすべて機関投資家に売却する予定。同日の声明で、「提携当時はPSAの資本調達のために株を取得したが、もはや支援の必要はなくなった」と説明している。今後も共通車台による新型車の開発や、生産・部品調達の共同化などを進めるが、これらによるコスト削減効果は当初の20億ドルから12億ドルに下方修正した。
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