【ワシントン時事】世界銀行は17日、最貧困国向け基金「国際開発協会(IDA)」への520億ドル(約5兆3000億円)増資が決まったと発表した。先進国・新興国など46カ国が資金を供出し、2014年7月から3年間、貧困削減や格差是正のための低利融資を行う。
モスクワで開催された会合で同日、IDAの「17次増資」として決定した。世銀のキム総裁は「貧困に苦しむ人々の生活を変え、新たな機会をつくるため、資金を供給する」と表明した。増資資金は2億人の子どもへのワクチンや、6500万人に対する最低限の医療サービスの提供などに用いる方針。
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