*07:59JST 日経平均16000円台乗せも中身はお寒い限り
昨日、日経平均株価は約6年ぶりにザラ場中に16000円台を回復した。しかし、上昇しているのは日経平均先物と日経平均への寄与度が大きい数銘柄のみで、他は日経平均と比較すると信じられないくらい弱いというのが実態だ。5月あるいはオリンピック開催決定後の高値に遠く届かないという銘柄も多い。これは日本株を買っているのが外国人であり、売っているのは日本人ということとも関係あるが、最も大きな要因は証券優遇税制廃止で税率が10%のうちに売っておこうという個人投資家の動きだ。アベノミクスで失敗があるとすれば、そのひとつは証券優遇税制の廃止だろう。 ただ、受け渡しベースで10%の税率の適用があるのは25日の売買までということになり、この要因は本日でなくなる。税率を理由に売られるのは企業価値の評価とは無関係の売りであるため絶好の買い場が提供される可能性も高い。本来の日本株の実力が発揮されるのは26日以降で、来年に向けて相場を占うものとなろう。いわゆる掉尾の一振も期待される。
《YU》
昨日、日経平均株価は約6年ぶりにザラ場中に16000円台を回復した。しかし、上昇しているのは日経平均先物と日経平均への寄与度が大きい数銘柄のみで、他は日経平均と比較すると信じられないくらい弱いというのが実態だ。5月あるいはオリンピック開催決定後の高値に遠く届かないという銘柄も多い。これは日本株を買っているのが外国人であり、売っているのは日本人ということとも関係あるが、最も大きな要因は証券優遇税制廃止で税率が10%のうちに売っておこうという個人投資家の動きだ。アベノミクスで失敗があるとすれば、そのひとつは証券優遇税制の廃止だろう。 ただ、受け渡しベースで10%の税率の適用があるのは25日の売買までということになり、この要因は本日でなくなる。税率を理由に売られるのは企業価値の評価とは無関係の売りであるため絶好の買い場が提供される可能性も高い。本来の日本株の実力が発揮されるのは26日以降で、来年に向けて相場を占うものとなろう。いわゆる掉尾の一振も期待される。
《YU》
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