ＮＹ株反発、１０８ドル高 米経済指標の改善好感

　【ニューヨーク共同】２０日のニューヨーク株式市場のダウ工業株３０種平均は米経済指標の改善を好感して反発し、前日比１０８・８８ドル高の１万６３３１・０５ドルで取引を終えた。

　ハイテク株主体のナスダック総合指数は１１・６９ポイント高の４３１９・２９。

　米製造業関連の景況指数が市場予想を上回ったため、米国の景気回復への期待が高まって買いが広がった。

　米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の米金融機関に対する健全性審査（ストレステスト）の結果発表を取引時間終了後に控え、審査通過後に増配など株主還元を実施するとの見方から金融株が買われたことも株価を後押しした。