経済産業省が31日発表した2月の鉱工業生産指数速報(2010年=100、季節調整済み)は101・5と前月比2・3%低下した。低下は3カ月ぶり。2月の記録的な大雪の影響で部品が届かず、自動車など輸送機械工業の生産が停止したことが主因となった。基調判断は「持ち直しの動きで推移している」として据え置いた。
生産の先行きは3月が前月比0・9%上昇。4月は消費税増税後の需要の反動減が見込まれるが、0・6%の低下にとどまっている。経産省は「家電メーカーが増税後をにらみ、冷蔵庫など耐久消費財の在庫を圧縮しているため」としている。
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