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みずほ株主が初の損賠提訴=歴代役員に16億7000万円―暴力団融資で・東京地裁

2014年3月31日月曜日

 みずほ銀行が暴力団関係者らへの融資を放置した問題で、みずほフィナンシャルグループ(FG)の個人株主が、佐藤康博社長ら歴代のみずほFG役員14人に計約16億7000万円の損害賠償を求める株主代表訴訟を東京地裁に起こしたことが31日、分かった。提訴は28日付。

 原告側代理人の前川拓郎弁護士によると、訴えを起こしたのは横浜市の男性で、一連の問題をめぐる株主代表訴訟は初めてという。

 原告側は訴状で、「歴代経営陣は暴力団関係者らへの融資を把握していた」と指摘。「適切な対応を取る義務があったのに放置し、会社に損害を与えた」などと訴えているという。

 一連の問題で、みずほ銀行は暴力団関係者らへの融資を放置したほか、金融庁の検査に事実と異なる報告をしていたとして、同庁から一部業務停止など、異例の2回の行政処分を受けた。

 みずほFGの話 提訴されたことを承知していないので、コメントできない。 

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