ページ

男が「バカな男」を絶賛する2つの理由 -職場にいるバカ・男の言い分

2014年3月17日月曜日

■編集部より指令
「婚活におけるバカ問題」について取り上げた「『許せるバカ』と『許せないバカ』の分岐点」(http://president.jp/articles/-/12012)は多くの方にお読みいただきました。
婚活から仕事に目を移してみると、ここにも「許せるバカ」と「許せないバカ」が存在するように思います。「許せるバカ」のほうは、その立ち位置を利用して仕事がうまくいくこともあるかもしれません。
この違いを詳しく解説してもらいます。
■大宮冬洋さんの回答
■「頭がいい」「モテる」は褒め言葉ではない
「あいつ、バカだよな~。ソツがない人ってよくいるけれど、あいつはソツだらけ。昨日の会議でも部長に真正面から反論しちゃって……」
「本当にバカだよ。オレたちがフォローしてやらないとそのうち左遷されるだろうね」
居酒屋のカウンター席に静かに飲んでいる男性客2人がこんな会話をしていたとしましょう。なぜか表情は明るく、悪口で盛り上がっている後ろ暗さはありません。なぜなら、彼らは「バカ」な同僚を誉めているからです。本音を通訳すると次のような会話になります。
「あいつ、優秀なのに真っ直ぐだよな。オレはずる賢い男は大嫌いだ。ズルさのないあいつを信用している。昨日の会議でも、威張り散らす部長にガツンと反論していた。すごいよ、オレには真似できない……」
「本当にカッコいい奴だよ。左遷も恐れていないんだから。でも、あいつを左遷するなんてオレたちが断じて許さない!」
ほとんど絶賛ですね。男性同士のこのような文脈の会話では、「バカ」とは「我が身を省みずに情熱的に働く爽やかな男」を意味するのです。一方で、「頭がいい」「ソツがない」「生き方上手」「世渡りがうまい」「部長に好かれている」「女にモテる」「人気者」といった言葉は、嫉妬混じりのネガティブな意味で使われることがあるので注意しましょう。
■なぜバカな男を応援したくなるのか
働く男性たちはなぜ「バカ」を手放しで誉めて愛情を隠さないのでしょうか。2つの理由があります。前向きな理由は、真っ直ぐな力強い生き方に憧れるからです。お金も名誉もかかっている職場において、大小の権力に正論で立ち向かうのはリスクを伴います。疎まれたり余計な仕事が増えてしまう危険性大です。でも、戦いを巧妙に避けている自分と比べてどちらが男らしいのか。その答えは明らかです。
後ろ向きな理由もあります。その「バカ」は確かに愛すべき存在であり、同僚からは密かな人気を集めています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

 

人気の投稿