【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、大手金融機関30社を対象にした2014年の健全性審査(ストレステスト)の結果を発表した。深刻な景気後退で金融情勢が著しく悪化した場合でも、29社が自己資本規制の基準を満たすと判断した。
審査対象を前回の18社から拡大し、総資産が500億ドル(約5兆1千億円)を超える30社とした。FRBは「金融危機以降、大手金融機関の自己資本は大きく改善している」と評価した。
ただ、普通株などによる中核的自己資本の比率は厳しい条件下で、バンク・オブ・アメリカが6・0%、モルガン・スタンレーが6・1%に低下した。
0 件のコメント:
コメントを投稿