仏パリバ、罰金９１００億円支払い＝違法取引で米当局と和解

　【ニューヨーク時事】米司法省は３０日、仏金融大手ＢＮＰパリバが、米国の経済制裁対象国向けに違法な取引を行ったとして、同社が罪を認め、罰金８９億７３６０万ドル（約９１００億円）を支払うことで米司法・金融当局と和解したと発表した。同社は一部のドル決済業務を２０１５年の１年間停止する措置も課された。

　米国の制裁国向け取引関連で金融機関が受けた処罰としては過去最大。