【ニューヨーク時事】ロイター通信によると、米ゼネラル・モーターズ(GM)が行った大規模リコール(回収・無償修理)の対象車で事故に遭った被害者ら658人が29日、GMに対する損害賠償請求訴訟をニューヨーク州連邦地裁に起こした。
GMは、エンジンを始動させるスイッチの欠陥を長年放置して計13人の死亡事故を招いた問題で、小型車約259万台を対象とした事故の被害者や遺族への賠償基金を設立すると発表済み。今回提訴したのは、スイッチの不具合が原因だが、賠償基金の対象外の車種で起きた事故の被害者らで、死亡者の遺族29人も含まれるという。
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