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軽自動車の新車販売台数、上半期に過去最高 意識調査でも軽自動車が根強い人気

2014年7月26日土曜日

 軽自動車の販売が好調で、6月の販売台数は前年同期比で1.9%増加した。意識調査でも軽自動車は人気のようだ。

 今年の上半期は、軽自動車販売が好調だったようだ。全国軽自動車協会連合会が7月1日に発表したところによると、平成26年6月の軽自動車新車販売台数 (新車新規検査台数、トレーラー等を除くナンバーベース) は、前年同月比で1.9%増の18万7,384台で、12カ月連続のプラスとなった。また、平成26年上期(1~6月)の新車販売台数は前年同期比15.4%増の123万5,204台に達し、上期としては過去最高を記録した。

 そんな中、自動車に対する意識調査が行われた。クロス・マーケティングは4日、「自動車に関する調査」結果を発表した。調査対象は自動車を保有している全国の20歳から69歳の男女で、1,000名から有効回答を得た。調査期間は6月24日から25日にかけて。

 まず、自動車に求めるものを複数回答で聞いたところ、最も多かったのが「運転のしやすさ(走り)」(70.0%)と「燃費の良さ」(69.8%)で、ほぼ同率だった。以下は、「乗り心地の良さ」(62.8%)、「安全性・安心感」(60.7%)、「耐久性・性能の良さ」(43.5%)と続いた。

 そこで、もしもボーナスが増え、自家用車を買い替えるとしたら欲しい車種を聞いたところ、最も多かったのは「軽自動車」(34.2%)で、「セダン(600万円未満)」(24.4%)、「ミニバン」(24.2%)、「SUV」(11.6%)、「上級セダン(600万円以上)」(5.5%)、「スポーツカー」(5.4%)と続いた。

 さらに2015年の消費税10%増税の前に、購入を検討したいものを聞くと、「車」が20.1%で最も多く、2位の「白物家電」(15.6%)や、3位の「家」(9.3%)を大きく上回った。

 今年上半期の販売台数の増加は、消費税増税の駆け込み需要による影響とみられるものの、軽自動車が根強い人気を得ている様子がうかがえる。


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