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14年度成長率見通し1・2%に 消費増税で下方修正

2014年7月22日火曜日

 政府は22日に開いた経済財政諮問会議で経済見通しを示し、2014年度の国内総生産(GDP)成長率を物価変動の影響を除いた実質で1・2%程度とした。昨年12月時点で見込んだ1・4%程度から小幅に下方修正した。消費税増税を受けた個人消費の低迷や海外経済の減速による輸出の伸び悩みを踏まえた。

 景気の実感により近いとされる名目成長率は3・3%程度とし、従来見通しを据え置いた。名目が実質を下回る「名実逆転」状態は17年ぶりに解消し、デフレ脱却へ前進するとの見方を維持した。

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