個人向け、大幅悪化＝企業は横ばい―７月貸し出し調査

　日銀が１７日発表した７月の主要銀行貸し出し動向アンケート調査によると、過去３カ月の個人向けの資金需要の変化を示す判断ＤＩ（「増加」「やや増加」と回答した割合から「減少」「やや減少」を差し引いた指数）は前回４月調査のプラス２０からマイナス１０に大幅に悪化した。２四半期ぶりの悪化で、２０１０年１月調査（マイナス１１）以来の低水準。企業向けの判断ＤＩはプラス５で、前回（プラス５）から横ばいだった。