経済産業省が30日発表した6月の鉱工業生産指数速報(2010年=100、季節調整済み)は96・7となり、前月比3・3%低下した。低下は2カ月ぶり。消費税増税の影響で消費が落ち込み、出荷の低下と在庫の増加により生産の下げを招いた。
下げ幅は東日本大震災のあった11年3月(16・5%低下)以来の大きさ。基調判断は「生産は弱含みで推移している」とし、前月の「横ばい傾向にある」から下方修正した。下方修正は12年9月以来。
ただ先行きは7月が2・5%上昇、8月が1・1%上昇を予想しており、今回の下落は一時的なものにとどまる見通しだ。
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