経営再建中の半導体大手ルネサスエレクトロニクスが、国内従業員の賃金体系や人事評価制度を見直す方針を固めたことが25日分かった。成果主義の徹底などで年間100億円の費用を減らす。10月1日付で制度を変える計画で、すでに労働組合に協議を申し入れた。賃下げになる従業員が多く出る恐れがあり、組合側は強く反発している。
費用削減は2015年度末までに実施する国内のグループ従業員約5400人の追加削減とは別に計画しており、16年度以降は残る従業員約1万2500人が対象になるとみられる。
従業員の業務成果の向上や高コスト体質の改善につなげるのが狙い。
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