【ソウル共同】今年から新たな採用方法を導入する予定だった韓国のサムスングループは28日、導入計画を全面的に凍結すると発表した。全国の大学に受験資格者を推薦する権利を与え、有名校に有利な推薦枠を公表したところ「大学の序列化につながる」などと強い反発が起きたことが理由という。
新採用方法では、筆記試験での過熱した競争を是正するため、大学の総長推薦や書類選考通過を新たに受験資格に加えていた。サムスンが25日、全国の200大学に通知した計5千人の推薦枠は、ソウルの有名校などに100人前後が割り当てられた一方、女子大や一部の地方大は少なく、不満が噴出した。
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