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認められる女性は、人生で2万時間の睡眠時間を削る

2014年1月31日金曜日

●集中連載「30歳から自分を変える小さな習慣」について

 本連載は、島村美由紀著、書籍『30歳から自分を変える小さな習慣~運を引き寄せる女性の6つの法則~』(プレジデント社)から一部抜粋、編集しています。

「20代をダメ女で過ごしても、まだ大丈夫!」

全国各地を代表する商業施設を成功に導いてきたコンサルタントとして成功を収めた女社長が伝授する、30代女性の仕事術。

「観察力」や「好印象」など女性が秀でる能力を生かす方法とは? 迷ってばかりだったという著者が、読者の悩みに寄り添いながら、女性の特性を生かした仕事術を紐解きます。迷い多き20~30代女性の現状を打破する強力な一冊。

 女性は男性の1.5倍の力を出さないと認めてもらえない。これは私の経験則から強く実感していることです。1.5倍の力が必要なのは能力に限ったことでなく、体力的にも1.5倍ないと評価してもらえないと痛感しています。

 出張の多い仕事ほどそう。私は年間の約3分の1は国内外の出張なので、特にそう思うのですが、女性は男性に比べてまず荷物が多い。

 女性の移動では、化粧品やヘアケア用品はもちろん、出張が長期になればなるほど持っていく洋服もかさみます。男性であれば、同じスーツのままでもワイシャツとネクタイを替えれば気になりませんが、女性が同じ洋服を2日間着て仕事をするのは相手にも失礼になってしまう。私たちのように、ファッションに携わる仕事をしているならなおさらです。

 さらに日常の業務でも、男性と一緒に残業して帰宅が深夜になった場合、男性は自宅に戻りそのままバタンキューと寝てしまってかまいませんが、女性は髪の毛をとかしメイクを落とし……と、寝るまでにどんなに短くても30分、部屋の片付けなんてやっていると小1時間はかかってしまいます。

 疲れているので朝寝坊したいところですが、朝もシャワーを浴び、髪を洗い、お化粧をして服を着て……などと、身支度を整えるためには出社時間の1時間30分前くらいにはベッドから飛び起きなければなりません。それに比べて男性は、20~30分もあれば用意できるので、ギリギリまで寝ていることも可能です。

 残業や出張のたびに「男性はいいなぁ~」と思ってしまいます。考えても仕方のない話ですが、男性と女性を比較すると、この身支度の朝夜合わせた約2時間を、仕事人生40年で合計すると、約2万時間(830日間)の差となります。

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