選ばれ続けるリーダーの条件:
マネジメントの世界で「選ばれる」が続くと、最終的には社長に行き着きます。社長ほど大変なものはありませんが、面白いものもありません。ぜひ人生で一度は社長というポジションを経験してほしいと思います。社長にしか見えない世界が、そこにはあるからです。
●起業には「やるべきこと」をやる使命感が必要
私は現在、山元塾という私塾を運営するとともに複数社のベンチャー企業の顧問をしており、同時に複数の企業に投資もしています。これまで多くの起業家に会ってきましたが、投資する起業家を選ぶ際にポイントにしていることがいくつかあります。
1つは、起業だけでなくどんなビジネスにも欠かせないことですが、「やれること」ではなく「やるべきこと」に取り組もうとしているかどうかです。
社会にとってでも自分にとってでもいいのですが、「これをやるべきだ」という強烈なミッションを持って取り組もうとしていることが第一です。
ファッション感覚で今とりあえずやれることをやって起業しても、まず成功しません。プログラマーに多いのが、自分の作れるソフトでとりあえず起業してしまうパターンです。それができたとしても、いったい誰が買うのか分かりません。
同じく「会社に入るのが嫌だから」「会社が嫌になったから」という逃げの起業も、成功しないことが多いでしょう。
当人に「やるべきこと」があって初めて、「なぜあなたがやるのか」「なぜこのタイミングなのか」「なぜ日本でやるのか」という続きの質問をすることができます。やるべきミッションを持ち、この"Why"を論理的に考えられている起業家は魅力的です。
それだけでは充分ではありません。起業するということに並々ならぬ情熱を持っていることが大切です。情熱というより、情念、執念といったほうがいいかもしれません。
最初にスタートしたビジネスモデルがうまく軌道に乗ればそれに越したことはありませんが、うまくいかないとき、雲行きがあやしいと思ったときに、突き抜ける起業家は次のアイデアを必ず持ってきます。成功した起業家が「成功するまでやったから成功した」とよく言いますが、それは真実です。
起業すると、銀行が金を貸してくれない、信頼していた仲間が出て行ったなど、それこそ壁の連続です。そうした壁を乗り越えていく情念が必須です。
私が基本的に若手起業家にしか投資しないのもそのためです。…
マネジメントの世界で「選ばれる」が続くと、最終的には社長に行き着きます。社長ほど大変なものはありませんが、面白いものもありません。ぜひ人生で一度は社長というポジションを経験してほしいと思います。社長にしか見えない世界が、そこにはあるからです。
●起業には「やるべきこと」をやる使命感が必要
私は現在、山元塾という私塾を運営するとともに複数社のベンチャー企業の顧問をしており、同時に複数の企業に投資もしています。これまで多くの起業家に会ってきましたが、投資する起業家を選ぶ際にポイントにしていることがいくつかあります。
1つは、起業だけでなくどんなビジネスにも欠かせないことですが、「やれること」ではなく「やるべきこと」に取り組もうとしているかどうかです。
社会にとってでも自分にとってでもいいのですが、「これをやるべきだ」という強烈なミッションを持って取り組もうとしていることが第一です。
ファッション感覚で今とりあえずやれることをやって起業しても、まず成功しません。プログラマーに多いのが、自分の作れるソフトでとりあえず起業してしまうパターンです。それができたとしても、いったい誰が買うのか分かりません。
同じく「会社に入るのが嫌だから」「会社が嫌になったから」という逃げの起業も、成功しないことが多いでしょう。
当人に「やるべきこと」があって初めて、「なぜあなたがやるのか」「なぜこのタイミングなのか」「なぜ日本でやるのか」という続きの質問をすることができます。やるべきミッションを持ち、この"Why"を論理的に考えられている起業家は魅力的です。
それだけでは充分ではありません。起業するということに並々ならぬ情熱を持っていることが大切です。情熱というより、情念、執念といったほうがいいかもしれません。
最初にスタートしたビジネスモデルがうまく軌道に乗ればそれに越したことはありませんが、うまくいかないとき、雲行きがあやしいと思ったときに、突き抜ける起業家は次のアイデアを必ず持ってきます。成功した起業家が「成功するまでやったから成功した」とよく言いますが、それは真実です。
起業すると、銀行が金を貸してくれない、信頼していた仲間が出て行ったなど、それこそ壁の連続です。そうした壁を乗り越えていく情念が必須です。
私が基本的に若手起業家にしか投資しないのもそのためです。…
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