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「上は分かっちゃいない」というリーダーこそ“分かっちゃいない”

2014年6月5日木曜日

 リーダーとして部下の信頼を得たい。しかし、相手から信頼されているのか分からず、部下の言動に翻弄(ほんろう)されてしまい、かえって成果が出しづらくなってしまう――そんな経験をしたことはありませんか?

 部下の信頼を得るにはどうすればよいか、ということに悩むリーダーは多いはず。今回は、コミュニケーションの取り方で気をつけるべきポイントを考えていきます。では、どういったアクションをとると部下の信頼を損ねてしまうのでしょうか。

 若手の人たちの話を聞いてみると、「ネガティブな言動が多い」「決めてくれない」「約束を守らない」「機嫌やモチベーションが変動する」「勉強している様子がみられない」といった内容がよく挙がってきます。

 そんなことをするリーダーなんているのか? と思う人もいるかもしれませんが、コミュニケーションの難しさは"相手が判断する"ということ。自分にとっては普通の発言でも、部下にとってはネガティブな印象に映り「ついていきたくないリーダー」になっている可能性があります。

●ネガティブな言動は"無意識"に出てしまう

 ここでは、無意識にやってしまいがちな「ネガティブな言動」について、例を挙げて説明します。上司から指示された方向性や目標を、部下に伝えるときのシーンを思い浮かべてみて下さい。

リーダー: 今後、重点的に「○○」をPRしていくことになりました。今、皆さんが担当している案件の優先順位を再検討し、明日までにプランを練り直して、各自私に提出してください。

部下: なぜ○○になったんですか? 現実的ではないと思いますけど……

リーダー: 私もそう思うけど、会社の方針だから仕方ないんだ。結局、現場のことが分かってないんだよ。またすぐ方針転換すると思うから。今だけだと思って、とりあえず練り直してくれないかな。

部下: わかりました(そんなふうに言われても、テンション下がるなぁ……)。

 いかがでしょうか。上のような状況は「仕方ない」「上は現場が分かっていない」「とりあえず」とネガティブなワードが出てしまいがちです。たとえそれが事実だとしても、部下の不信感をあおる結果になっています。はっきり言ってしまえば、「とりあえずプランを出せ」とだけ言われて、がんばって練り直す人など、そうはいません。

<ネガティブワードを省いたパターン>

部下: なぜ○○になったんですか? 現実的ではないと思いますけど……。

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