沖縄電力を除く大手電力9社は26日、一斉に株主総会を開いた。過去に一度も株主提案がなかった北陸電力を含め、今年は全社で脱原発を求める事前の株主提案が出された。原発再稼働に向け原子力規制委員会の審査が進んでいるが、脱原発の声が根強いことを示した形だ。各社はいずれの提案にも反対し、再稼働を目指す方針を説明した。
午後1時半までに8社の総会が脱原発の株主提案をいずれも否決し、終了した。
関西電力の総会には筆頭株主の大阪市から橋下徹市長が出席した。橋下氏は「経営陣は失格。自由化に耐えられる会社ではない」と発言し、市が株主提案した脱原発や経営改革を求めた。
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