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関空運営権の入札条件、2兆円強 最大規模の民間運営に

2014年6月29日日曜日

 新関西国際空港会社が、関西空港と大阪(伊丹)空港の運営権売却(コンセッション)の入札条件として、最低落札額2兆円強を視野に最終調整していることが29日、分かった。運営期間の45年間、年平均400億円以上を支払う。これにより新関空会社は、負債約1兆2千億円を完済できる見通しだ。

 実現すれば、国内最大規模の民間資金活用によるインフラ運営となる。

 入札条件などを盛り込んだ実施方針を7月中に示す予定。民間企業による運営に移行するのは当初2015年4月の予定だったが、財務省、国土交通省との意見調整を踏まえて準備態勢を整えるため、15年度後半にずれ込みそうだ。

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