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米GM、さらに150万台リコール=CEOが公聴会で陳謝へ

2014年4月1日火曜日

 【ニューヨーク時事】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は31日、パワーステアリング装置の不具合を理由に、北米を中心に販売した中型セダンなど150万8445台を新たにリコール(回収・無償修理)すると発表した。

 エンジンを始動する点火スイッチの欠陥を10年以上放置し、13人が関連事故で死亡したとされる問題が2月に発覚して以来、これまでのリコール台数は延べ650万台に達した。リコール拡大に伴い、従来は約3億ドル(約310億円)としていた損失額を約7億5000万ドル(約770億円)に修正して1〜3月期に計上する。

 大量リコール問題をめぐり、GMのバーラ最高経営責任者(CEO)は4月1、2両日に米議会上下院の公聴会で証言する。事前に公表された下院の証言内容によると、バーラCEOは事故の被害者らに「心からおわびする」と陳謝する。 

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