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「民営化第1号」は仙台空港=被災地活性化も期待―太田国交相

2014年4月25日金曜日

 太田昭宏国土交通相は25日の閣議後会見で、国が管理する空港の運営を民間に委託する地方空港の第1号について、仙台空港に正式決定したと発表した。2015年8月ごろに委託先を決め、16年3月までに委託する。国交相は「他の空港の先行事例として大いに期待している」と述べた。

 国管理空港の運営は、昨年成立した民活空港運営法により民間に委託できるようになった。民間事業者が滑走路や空港ビルなどを一体的に運営することで空港経営を効率化。仙台空港では、利用者増加に伴う地域活性化により、東日本大震災からの復興加速も期待される。

 委託先は、公募に応じた事業者の中から、宮城県が地元の意向に沿って最低3者を選んだ上、国が審査して決める。委託の期間は最長65年と設定した。 

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