架空売り上げを計上して決算を粉飾、直後に「債務超過を解消」と公表したとして、証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反(偽計)の疑いで、名古屋証券取引所セントレックス上場のサービス業「太陽商会」(東京)を調査していることが21日、市場関係者への取材で分かった。
粉飾がなければ2期連続の債務超過に陥り、上場廃止となっていた可能性が高い。監視委は上場維持が狙いだったとみて、刑事告発も視野に入れて調べる。同社は既に上場廃止基準に該当する恐れのある「監理銘柄」に指定されており、名証は今後、上場廃止を本格的に検討する。
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