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南リアス線が全面再開=三陸鉄道、6日全線復旧―岩手

2014年4月5日土曜日

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県沿岸部を走る第三セクターの三陸鉄道南リアス線で5日、吉浜―釜石間(15キロ)の運行が再開した。6日には北リアス線で最後まで残った不通区間の運転が始まり、丸3年を経て「地域の足」が全面復旧する。

 下り始発列車は午前5時48分、大船渡市の盛駅を出発。昨年4月に部分再開していた盛―吉浜間を通り、地震発生時に列車が内部で緊急停止した鍬台トンネルを抜け、終点の釜石まで36.6キロを走った。

 今春から釜石の動物病院に勤務する佐藤優香さん(20)は、通勤のため自宅近くの綾里駅から乗車した。高校時代は三陸鉄道で通学したが、3年生になる直前に被災した。久々の乗車に「懐かしい」としみじみ。「3年での復旧は早い。周りの復興も進んできたのかな」と感慨深い様子で話し、「三鉄で社会人生活を送れる」とほほ笑んだ。

 午後には釜石駅で、復興資金を提供したクウェート大使や女優の藤原紀香さんらが参加して記念式典が開かれる。 

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