東京都によると、2020年の五輪開催に伴う経済効果(13年以降の合計)は約3兆円に上る。競技施設や選手村整備、関連グッズ売り上げなどを基に算出した。一方、1998年長野冬季五輪の経済効果は、88〜98年で約4兆6800億円。単純比較できるデータはないが、英国政府は12年ロンドン五輪開催後の1年間の経済効果が総額99億ポンド(約1兆5000億円)に達したと発表、建設投資額を10億ポンド上回ったとしている。08年の北京の建設投資は約2800億元(約4兆4800億円)、04年のアテネは約82億ユーロ(約1兆660億円)に上る。五輪開催は巨額投資を伴い、企業の生産や消費を活発化させて景気浮揚が見込めるが、国の財政負担が過大になれば国民につけが回る懸念もある。
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