【ニューヨーク時事】米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは23日、米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)の格付けを、投資対象として適格とされる「Baa3」へ1段階引き上げたと発表した。主要格付け会社がGMを投資適格級に復帰させるのは、2005年以来8年ぶり。米自動車業界の「巨人」の完全復活を印象付けた。
GMは2000年代半ば、原油価格の高騰を受けて大型車を中心に深刻な販売不振に陥った。08年の金融危機が追い打ちをかけ、09年6月に経営が破綻。一時国有化されたが、米国の新車需要が持ち直し、業績は急回復した。
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