東レは27日、炭素繊維の製造販売大手の米ゾルテックを5億8400万ドル(約580億円)で買収すると発表した。自動車や風力発電関連分野などでの需要増加が期待される安価な炭素繊維に強いゾルテックを買収することで、競争力を高める狙いがある。東レは航空機などに使われる高機能で高価な製品を得意とする。一方のゾルテックは比較的安価な炭素繊維の製造を手掛けていることから、東レは「事業展開の幅が広がる」と説明している。
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