東京電力は27日、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)について、再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査(安全審査)を原子力規制委員会に申請した。2011年3月の福島第1原発事故後、東電が原発再稼働に向けた申請を行ったのは初めて。
記者会見した東電の姉川尚史常務は「福島事故を受け、深層(多重)防護を深めた。重大事故対策では反省を一つ一つ盛り込んだ」と述べた。
7月に始まった安全審査では、既に北海道、関西、四国、九州の4電力が6原発12基を申請している。いずれも「加圧水型」の原子炉で、福島第1原発や柏崎刈羽原発のような「沸騰水型」の審査は初となる。
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