調査期間は8月29日~30日。調査対象は、訪日外国人旅行者から話しかけられたことのある20~50代の男女437人(男性220人、女性217人/20代107人、30代110人、40代108人、50代112人)。
道案内はそこそこできるけれど…英語力に自信がある人はわずか2割
調査によれば、英語力に「とても自信がある」と答えた人は全体の3.9%、「まあまあ自信がある」と答えた人は16.2%で、合わせて20.1%。男女別で見ると男性の方がやや自信がある人が多く、「とても」「まあまあ」を合わせて22.7%、女性は17.5%だった。男性は「あまり自信がない」と答えた人が44.6%、「まったく自信がない」人が32.7%なのに対し、女性は「あまり自信がない」と答えた人が38.3%、「まったく自信がない」人が44.2%で、どちらかといえば女性の方が英語に対して苦手意識が強いようだ。
ただし、外国人旅行者から英語で話しかけられたときの「内容理解(自己評価)」は、「完璧に理解できた(11.7%)」「だいたい理解できた(40.7%)」と半数以上が合格点をつけ、「自分の英語対応による外国人旅行者の理解度(自己評価)」も、「完璧に理解してくれたと思う(11.4%)」「だいたい理解してくれたと思う(54.1%)」と6割以上が対応できたと答えた。
とはいえ、訪日外国人旅行者に話しかけられたシチュエーションは、9割以上が「目的地への行き方」。道案内のような、それほど難しい英会話を求められない場面では半数以上の人が対応できるようだ。「道案内程度ならなんとかできるけれど、それ以上は自信がない…」というのが多くの人の実態なのだろうか。
筆者もこれまで何度か外国人に英語で道を訪ねられたことがあるが、相手が満足する返答ができたとは言いづらい。一度は相手に肩をすくめられたことさえある。その話を帰国子女である後輩にしたところ、「外国に来て心細い思いをしている人たちなんだから、ちゃんと助けてあげてください!」と言われた。…
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