【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和縮小の見送りを決めた18日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明が事前に漏れていた疑いが浮上し、FRBが報道機関への調査を始めた。声明をめぐっては、午後2時の発表と同時刻にシカゴで大量の金取引があったとして、調査会社ナネックスが漏えいの可能性があると指摘していた。
声明は午後2時の発表時刻直前に一部のメディアに伝えられ、各社は2時に報道する段取りになっている。作業はワシントンのFRB本部などで行われ、外部との接触や事前報道は禁じられている。
FRBは24日、「報道機関は発表時刻まで情報を公にしないことに合意している。手続きが完全に理解されているか、確認する」と表明した。
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