【ワシントン時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は17日、金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)の協議を開始した。月850億ドル規模の量的緩和縮小を決定するかが焦点。協議は2日間にわたり、18日午後2時(日本時間19日午前3時)に声明を発表する。市場では資産の購入規模を100億ドル前後減らすとの予想が出ているが、雇用回復は不十分で、縮小開始は12月にずれ込むとの観測もある。
一方、バーナンキ議長の後任人事をめぐっては、サマーズ元財務長官が選考から外れ、イエレンFRB副議長が最有力との見方が浮上している。2014年1月末で2期目を終えるバーナンキ議長は自身の進退を明言しておらず、記者会見での発言が注目される。
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