【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は16日、全米12地区の連邦準備銀行による9月初旬から10月初旬にかけての景況報告(ベージュブック)を発表した。調査先企業からは「主に政府閉鎖や債務上限の議論を原因とする不確実さが増した」との指摘が多く、財政政策をめぐる混乱が景況感に影を落としていることが浮き彫りになった。
ただ、調査先の経済見通しは「概して慎重ながら楽観的」だったとも報告。設備投資と就業者数は「多くの地区で拡大した」とした。景気動向については「緩慢ないし緩やかなペースで拡大が継続した」と、前回とほぼ同じ表現で景気回復の持続を確認した。
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