日銀の黒田東彦総裁は21日午前、東京都内の本店で開いた支店長会議であいさつし、景気が「緩やかに回復している」と述べた。先行きには「生産、所得、支出の好循環が続き、緩やかな回復を続けていく」との認識を示した。
ことし4月に導入した大規模な金融緩和が「着実に効果を発揮している」と強調。2%の物価上昇率が安定的に持続し、デフレ脱却が見通せるまでは緩和を継続する考えを示した。
日銀は21日午後、全国9地域の景気情勢を示す地域経済報告を発表する。非製造業を中心に企業の設備投資に持ち直し傾向がみられる。
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