損害保険各社が、住宅向け火災保険の保険料を早ければ2015年度に3~5%引き上げる方向であることが22日、分かった。近年の自然災害の増加などで保険金の支払いが膨らんでいるため。契約者は一戸建てで年間千~2千円、マンションなら数百円の負担増となる見通しだ。
火災保険と同時に加入する住宅向け地震保険の料率も14年7月に全国平均で15・5%上がる予定で、厳しい家計をさらに圧迫しそうだ。
損保各社でつくる損害保険料率算出機構が、火災保険料設定の際の基礎となる「参考純率」を引き上げる方向で検討している。
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