交差点での事故を減らして交通安全
一般社団法人日本損害保険協会(東京都千代田区)は9月11日、今月21日からの「秋の全国交通安全運動」に合わせ、同協会ホームページの「全国交通事故多発交差点マップ」を2012年データに更新したと発表した。(画像はニュースリリースより)
ホームページでは、各都道府県別の「人身事故件数ワースト5交差点」について、交差点ごとの特徴や事故の状況・要因について、写真・地図・イラストを交えて一般の人にもわかりやすく紹介している。
警視庁データによると、人身事故の半数以上は交差点とその付近で発生しているとのこと。また、自転車が関連する事故の約7割は交差点で発生しているというデータもある。
ドライバーが交差点とその付近の自転車に注意することはもちろんだが、自転車運転者も「軽車両である」という意識をしっかり持ち、交通ルールやマナーを守るという心がけが必要だ。
「全国交通事故多発交差点マップ」の特徴
1、最新データに基づき、全国の人身事故件数ワースト5交差点を網羅事故多発交差点を日常的に利用する地元の企業・一般ドライバーや、自転車運転者・歩行者といった近隣住民にも役立ててもらうほか、旅行や出張等で初めて通行する人にもわかりやすいようにという観点で各ページを構成。
過去のデータとあわせて推移や現状を確認することもできる。
(日本損害保険協会ホームページより)
過去のデータとあわせて推移や現状を確認することもできる。
(日本損害保険協会ホームページより)
2、交差点ごとに、特徴や事故の要因と注意点を詳しく掲載
「変則的な五差路」「幹線道路同士が合流する地点」「交通量が多く渋滞しがち」といったように、形状・特徴・通行状況は交差点ごとに異なる。また、事故の状況や主な要因も多岐にわたる。
データベースでは、それぞれの交差点の形状・特徴・運行状況と事故の状況・主な要因を、事故類型と対応して記載している。また、事故の件数や割合のグラフのほか、Googleの航空写真・マップを掲載し交差点の場所・形状などが一目でわかるようにしている。
(日本損害保険協会ホームページより)
データベースでは、それぞれの交差点の形状・特徴・運行状況と事故の状況・主な要因を、事故類型と対応して記載している。また、事故の件数や割合のグラフのほか、Googleの航空写真・マップを掲載し交差点の場所・形状などが一目でわかるようにしている。
(日本損害保険協会ホームページより)
今回のホームページ更新により、これまでに掲載した交差点は967か所にのぼる。2008年の開設からのアクセス件数は85万件。日本全国を網羅した大規模かつ継続的な注意喚起データベースとして、企業での交通安全研修や近隣住民への注意喚起資料として、さまざまな場面で活用されている。
同協会は、今後も一層の活用拡大を進め、交通事故の防止・軽減につなげていきたいとしている。…
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