ミンククジラの捕食が沿岸漁業に与える影響を見極める調査捕鯨の開始に向けて5日、北海道・釧路港で式典が開かれた。この日は悪天候のため、出港は見合わせた。6日以降に始める予定。
国際司法裁判所が南極海での調査捕鯨の停止を日本に命じた3月の判決以降、釧路沖で調査捕鯨が行われるのは初めて。10月末まで51頭を上限に捕獲する。
式典では、地域捕鯨推進協会(福岡市)の下道吉一代表理事が「沿岸捕鯨の再開に向け、調査を確実に実施したい」とあいさつした。
宮城、千葉、和歌山の3県から集まった小型捕鯨船4隻が、釧路港を中心とした半径約90キロの沿岸で調査に当たる。
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