毎日仕事がうまくいかず、叱られてばかり。また、なかなか集中できず仕事をすすめられなかったり、自分に自信がなくなってしまうという人も、いるのではないだろうか。
実はこのような症状の中には、"行動障害"と診断される場合があるのをご存じだろうか?
そう聞くと、「もしかしたら私は、何か病気かもしれない」と不安に感じる方もいるかもしれないが、あくまでも個性・性格の範囲と考えることもできる。
ではそもそも"性格"と"行動障害"の境目はどこなのだろうか? また、どのように解決していけばいいのだろうか?
今回は、英語圏の医療系サイト『WebMD』の情報を参考に、行動障害の一種である"ADHD(多動注意力欠如障害)"とされる場合に考えられる行動を5つ紹介しよう。
■1:遅刻ばかりしてしまう
一度や二度なら、誰でも起こりうる"遅刻"。しかしこれが日常茶飯事になり、定時に出勤できない、あるいは約束の時間に間に合わないことばかりの場合、ADHDの疑いがあるとのこと。
■2:仕事に集中できず、他のことが気になってしまう
しなければならない仕事に集中できず、携帯でメッセージを打っていたり、ネットを見てばかり……ということが起こっていないだろうか?
やるべきことに集中できず、すぐにほかのことに気を取られてしまうのも、度が過ぎるとADHDが疑われるようだ。
■3:自分の席にいる時間が短い
お茶を入れて戻ってきたかと思えば、すぐに席を立ってゴミを出しに行ったり、トイレに行ったり、ほかの部署へ行ったりなど、席を立つ回数が多く、1日の中で"自分の座席で仕事をする時間が短くて、その結果任された仕事が終わらないような場合は、少し注意が必要である。
気になる方は、一度自分の一日の行動を記録してみるのがいいかもしれない。
■4:ミスや、仕事の締め切りに間に合わないことが多い
「ああ、忙しい!」と、いくつもの仕事をかけもちし、ミスが続出したり、1日の終わりに何1つ満足に終わっていない、ということはないだろうか。
自分の責任の範囲でかけもちし、きちんと終わっているなら問題ないが、そうでない場合は一度客観的に受け持っている仕事量や難易度を上司とすり合わせる方がいいだろう。
■5:感情に任せた発言をしてしまう
会社で仕事内容を批判されると、「私だって一生懸命やったんです!」と大声をあげたり、部長に怒られて泣いたまま会社を飛び出したり……など、感情に任せて行動をしてしまうことはないだろうか。…
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