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景気判断5カ月ぶり引き下げ 9月報告、消費不振などで

2014年9月19日金曜日

 政府は19日に発表した9月の月例経済報告で、景気の基調判断を「このところ一部に弱さもみられる」として下方修正した。判断の引き下げは消費税増税直後のことし4月以来、5カ月ぶり。自動車などで駆け込み需要の反動減が長引いていることに加え、夏場の天候不順に伴う個人消費の不振を反映した。

 甘利明経済再生担当相が19日の関係閣僚会議に提出した。政府は7月に「反動減は底を打って、収束しつつある」(甘利氏)として基調判断を上方修正したが、物価上昇に伴う実質所得の減少もあって、家計調査では消費支出のマイナスが続くなどし、再び下方修正を余儀なくされた。

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