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TPP妥結へ「今こそ」=安倍首相の決断期待―米通商代表

2014年9月19日金曜日

 【ワシントン時事】フロマン米通商代表部(USTR)代表は18日、ワシントンの米商工会議所で講演し、環太平洋連携協定(TPP)交渉の妥結に向け、「今こそ(日米は)大胆なビジョン(将来展望)を明確な進展へ具体化する時だ」と訴えた。日米間の懸案の早期解決に意欲を見せ、安倍晋三首相の決断に期待感を示した。

 フロマン代表は、「交渉は重要な岐路にある」とし、農産物関税や自動車分野で利害がぶつかる日本との協議進展を急ぐ考えを示した。特にTPPが安倍政権の成長戦略の柱となっていることを指摘。「改革は困難だが、政治的意志があれば実現できる」と述べ、交渉の成功に向けた安倍首相の決断の重要性を訴えた。 

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